大東亜共栄圏

こんにゃらら~~大東亜共栄圏を構築したい、あるみ・ヴィ・ブリタニアです。

全身無敵のムキムキ人間としての生活を謳歌しています。単位の確認も再度したところおよそ大丈夫であろうという感じで慢心しきって慢心創痍です。

さて本題。
civilization6というゲームを観たことはないでしょうか。昨年の夏、日本大手の配信者が集まってプレイしていたことで少し話題になっていました。
Steamでも度々セールが行われており、通常7000円のところが700円や1000円で購入できることが多いです。セール期間では拡張を含めても2000円弱、3000円ほどであったりする大変お得なゲームです。

しかしながらこのゲーム、とてもじゃないが気軽に始められたものではない重さをしています。その結果、お得だから購入してみたもののよくわからないままに積んでしまっている方をよく見受けします。それでも今日は少しでも気軽に触れられるように紹介をしていきたいと思います。
もう一人回しだけの日常は勘弁!



 

 

 

導入

civilization6はどんなゲームか。
0から1を、1から5を、5から30を目指して行く典型的な拡大再生産のボードゲームです。
カタン信長の野望を足して2で割った感じをイメージしてもらえればいいと思います。このゲームでは、各プレイヤーが文明の指導者として都市を建て、建築物や施設を建造し、国土を広げ、時には戦いに身を投じ、時には災害に巻き込まれながら、最強の国を目指していくことになります。
カタンと違い、自分のものとなったタイルの資源を得るために賽を振る必要はありません。適切に市民を配置することで確実に毎ターン当該タイルの資源を受け取ることができます。だからといって、完全な実力ゲームというわけではありません。デジタルで行うため、広大なボードは毎回変化し、立地や災害、自然遺産などのランダム要素が時には味方を、そして時には敵になることがあります。
また、指導者というシャドバでいうところのリーダーが豊富に用意されていて、飽きることはありません。ほかにも、ルールのカスタマイズがかなり細かく設定可能で、特殊なルールでプレイすることもできます。

とにかく、ボリュームがある分、それだけ味わいもあるゲームなのです

Civilization6の面白さ

1プレイ何時間もかかるゲームをやるほどみんな暇じゃない…
それでも憑りつかれたようにプレイする人のいるこのゲームの最大の魅力はうまく成長した文明や都市を眺める時間です。カードゲームでデッキがぶんまわった最強盤面を眺める感じでしょうか(エアプ並感)。しかし、これだけなら当然ながらカードゲームをやっていればいいという話です。
マルチプレイにおいてはゲームのあらゆる要素において駆け引きが存在します。たとえば、「斥候」というユニットがいます。文字通り偵察用のユニットなのですが、国の位置や建造物等あらゆる情報の有無が勝負に影響するためにこうしたユニット1つの行方や侵入の是非が大事になってきます。また、個人戦の場合は時には他国と手を結んだり戦争をすることがありますが、情勢の見極めが大切になってきます。
実際に存在した文明で歴史とは異なる事象を引き起こす、パラドゲー共通の楽しさももちろんあります。加えて、それぞれの都市や宗教、ユニットなどに好きな名前を付けることができる楽しさもあります。
 多くの要素を組み合わせたボリュームのあるゲームの分、楽しさも多岐にわたっているので、ゲームの基本を抑えればみなさんに楽しんでもらえると思います。

store.steampowered.com

勝利条件

このゲームには勝敗が存在します。そんなこと考えず、自分の国を強くしていくのも楽しいのですが、指針としても勝利条件を意識することが多いです。ここでは各勝利条件とその達成方法について軽く触れていきます。

制覇勝利

力 is Power
敵国の首都をすべて占領することが達成条件になります。個人戦の場合(通常のシングルプレイ)では地球に存在する全ての文明の首都を占領する必要があるため、大陸が異なる場合などに想像以上に達成が困難な勝利条件となります。
基本的には戦争による征服以外はありえません。

科学勝利

ある文明が科学的に進歩し、技術的にリードしている状況ではあらゆる面において有利に立つことができ、ひいては直接的に勝利をも掴むことができます。具体的には宇宙船基地を建造し、すべての宇宙プロジェクトを達成し、太陽系外惑星に到達することが勝利条件となります。

文化勝利

優れた文化は周囲の人々を惹きつける。目には見えない侵略が行われます。具体的には、自文明の国外観光客の数が他文明の国内観光客の合計を上回ることが勝利条件となりますが、正直何言ってるかわからないと思う。基本的には「みんなより文化がすごい発展してる状態」を維持することで達成されます。

宗教勝利

信仰は忠誠を凌駕する。敵のすべての文明の主流宗教を自国の宗教にすることが勝利条件となります。信仰が対立するとき、多くの場合は戦争になります。しかし、基本的に宗教のみで勝利に繋がることはありません。

外交勝利

拡張版にのみ存在する勝利条件。世界会議で得られる外交ポイントを20ポイント溜めることが条件。会議による投票のほか、一部の世界遺産を建造することでもポイントを得ることができる。

スコア勝利

規定ターンに到達しても勝敗がついていない場合に、最も発展した文明が勝利するようにスコアを参照して勝敗の決定が行われる。規定ターンはユーザーが設定できるため、一定の時間内にプレイ時間を収めたい場合にスコア勝利はよくみられる。

どうやって達成するねん

まず、前提として設定にもよる部分はあるが、基本的に各勝利条件の達成には膨大な時間がかかります。いずれの勝利条件も対応するリソースが存在し、該当するリソースを周りよりも伸ばすことで達成することができます。しかしながら、ひとつのリソースを伸ばすのみでは他の文明に対抗できないためにうまくバランスを取りながら行っていくことが求められます。対人戦では条件達成までお互いが拘束されることもあり、規定ターンを短めにしたり、勝敗が決定的になった時点でゲームを終了することが多いです。

リソース概要

勝利条件だけでなくリソースの種類が多く、それぞれを把握するだけでも一苦労です。細かい話は抜きにして、おおまかに何に使われるかを説明します。

食料

国民の腹を満たし、人口を増やすために必要。
各タイルに配置されている基本的なリソース

生産

各都市で何かを生産するために不可欠な力。
各タイルに配置されている基本的なリソース

人口

各都市における市民の数を表した数字。
都市の領土内のタイルに配置できる市民の数を表しており、市民を配置することではじめてタイルからリソースが得られるために重要。

軍事力

戦闘ユニットの戦闘力の合計値
同程度の技術の場合多いほうが、戦争において有利であることがわかる指標となる。

科学力

科学技術の発展に必要。
科学技術は図のようなツリー形式で取得するものを選択しながら発展させていきます。それぞれの技術の取得に必要な科学の量が決まっており、自文明の科学力が高いとこのツリーの進みが速くなります。

文化力

社会制度の発展に必要
社会制度も科学技術と同様にツリー形式で発展していきます。効率よく文明を進歩させていくために社会制度は重要になります。

重要なユニット・建設物

このゲームの難しさに選択肢の多さがあげられます。
都市では生産力を使って様々な建造物やユニットを生産するのですが、全てを造るのはなかなか難しいです。そこで迷った際に何を優先的に作ればよいか、列挙しましょう

労働者
タイルの「改善」・伐採・修復・その他に使用
自文明の強化において最強のユニットです

戦闘ユニット
近距離遠距離あります。近辺の他文明に比べて軍事力が大きく劣っているならば作っておきましょう。

開拓者
都市の数はパワー。余裕があるなら気持ち多めに出しましょう。

モニュメント
文化力を支えてくれます。序盤の文化は大事。

キャンパス
科学力の拠点となる区域です。キャンパス区域に図書館や大学を建設することでさらに科学力を伸ばすことができます。

商業ハブ
Civilization6は交易が強いため、商業ハブが強い。お金4で生産力1の価値があります。
お金は取引に使え、対人マルチにおいて非常に重要になります。

オススメ文明

ローマ
隙の少ない文明。迷ったら使っておこう。

スキタイ
戦争がしてみたい!という人向け

イギリス・オーストラリア
海都市を造りたい!

クメール・ロシア
宗教やってみたい!

ペルシア
交易でウハウハしたい!

 

対人マルチ環境

今でこそ人と一緒にプレイすることが当たり前になりつつあるゲームですがcivilization6は対人用のゲームではなくバランスもあまりよくありません。そこで対人戦をする場合、バランス調整用のMODを入れて行うことが多いです。
ただし、このMODは拡張環境を要求するため、とりあえず安いのを買ったから拡張はありません!ていう場合は自然なcivilizationを楽しみましょう。それでもし、このゲームをもっと面白くして楽しみたいと思えたら拡張版を購入し、MODを導入するのがおすすめです。

当たり前ですが、同じくらいのウデマエの人間とやったほうが楽しいので、始める際はぜひご友人を誘ってやり始めるのがオススメです。
しかし、このゲームの欠点として、ウデマエに差がついている状態でも相手が何をしているのか、どこを改善すればよいのかが分かりにくいという点が挙げられます。チーム戦をすることで周りがどんなことをしているのか見える部分が増えますが、互いに教え教わることが上達の鍵である気がしています。モチベ太郎は大きなciv鯖にいきましょう。

以下はマルチをする際のオススメMODです。

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最後にこちらは、わたしの作った小さなciv鯖です。
小さすぎてなかなか卓が立ちませんが、どなたでも歓迎なのでご気軽にご利用ください。

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